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ケミカルピーリング

効能、効果


     にきび(炎症が少ないもの,あるいはにきび跡)
     しみ
     色素沈着
     細かいしわ

 ケミカルピーリングとは,化学物質を使って皮膚をある程度剥離することで皮膚疾患の治療をすることです.こう書くととても恐いもののような感じがしますが,使用する薬剤によって危険度が様々です.ここでは,最もよく用いられるグリコール酸ピーリングについて説明します.
 これは,基本的には角質に浸透させ,古い角質を落とすことで皮膚のターンオーバーを促進させるというものです(濃度や時間によっては真皮まで浸透して危険性が増します).にきびの方では毛孔周囲の角質を除去して毛穴の汚れや角栓を除去しやすくなるので,新しいにきびが出来にくくなります.さらに,にきび跡の色素沈着(炎症後色素沈着)を抑制し,凹凸の改善も期待できます.しみ,特に中年以降の女性に見られる肝斑の方ではターンオーバーの亢進によって美白効果が期待できます.
 ケミカルピーリングの基本的手技は薬剤を塗布して数分後で中和するだけですので,訓練を受けていない医師が行っている例が少なくありません.しかし,実はピーリングでにきびがどのくらい出来にくくなるのか,あるいは跡がきれいになるのかはピーリング後にどのような処置をするのかで大きく左右されます.
 ケミカルピーリングは以前にエステなどで行われてトラブルが多発したため,恐いので受けたくないと言う方は決して少なくありませんがにきびやしみにはとても理にかなった治療法です.慣れた医師の下で行う場合,トラブルはほとんどありませんのでご安心下さい.
 

ピーリング治療前 ピーリング治療後