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水いぼ(伝染性軟属腫)

水いぼの正式名称は、伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)といい、軟属腫ウイルスの感染症です。

低年齢の子どもに見られ、痒みを伴うことが少なくありません。

 

とくに乾燥肌やアトピー性皮膚炎のある患者さんによく見られます。

乾燥肌やアトピー性皮膚炎があると皮膚のバリア機能が低下するため、細かいキズからウイルスが入りやすいことと、痒みで引っ掻くことによりうつしてしまうことが大きいようです。

 

プールでよく感染しますが、水から感染するというより、皮膚の接触やビート板の共有が感染の原因となるようです。

 

水いぼはそれ自体に害はないので長期的に放置してもなんら問題は無く、いずれは自然治癒しますので、必ずしも積極的に治療する必要はありません。

 

しかし、水いぼの周囲に痒みの強い湿疹ができていることが少なくなく、この場合は治療を勧めます。

また、保育園、幼稚園などでは水いぼがあるとプールに入れてもらえないことが多く、そういう点でも治療する必要が出てきます。

治療について

治療は、カップ状のピンセットなどで一つずつつまんで内容物を出す方法が一般的です。

ただし、強い痛みを伴います。それに耐えられないお子さんの場合は、専用ピンセットをお貸ししますので、自宅で1日に数個ずつ、お子さんの負担にならないように取って下さい。

 

それでうまくいかない場合は、ウオノメなどに用いるスピール膏を貼付しておくと、何日かで取れますので、当院で貼付いたします。

ただし、確実性はつまみ取るよりも劣ります。

 

また、漢方薬の「ヨクイニン」も多少効果があります。

 

他には、水いぼを取る際の痛みを軽減する目的で麻酔のテープ(ペンレステープ)がよく用いられおり、従来は自費でしたが、2012年6月に、水いぼに対してペンレステープを処方することが保険適用になりました。

しかし、このテープを用いたことでショックを起こして命の危機にさらされたケースも複数報告されておりますので、当院では基本的にテープの処方はこちらから提案は致しません。使用を希望される方はご相談ください。

注意事項

プールに入ってもいいのかという質問を良く受けます。

 

2013年5月、日本臨床皮膚科学会、日本小児皮膚科学会などから、伝染性軟属腫(水いぼ)は、プールの水ではうつらないので、プールに入っても構わないが、タオル、浮き輪、ビート版などを介してうつることがあるので、「これらを共用することは出来るだけ避けましょう」「プールの後はシャワーで肌をきれいにしましょう」という統一見解が出されました。

 

ただし、医療側としてはプールを許可しても、学校や幼稚園、保育園などの現場ではなかなか許可してくれないのが現状のようです。

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